2021年
12月
07日
植物工場
垂直農場が地球の未来を支える
玉川大学
渡邊博之教授
私たちの研究はLED(発光ダイオード)を使った植物栽培です。
LEDは非常に純粋な色を出します。赤青緑を組み合わせて簡単に数万色を作れる、調整しやすい光源です。
植物は光に依存する度合いが大きく、生育のためには水と二酸化炭素からミネラルを吸収して、あとは光が体づくりを左右する大きなエネルギーになります。
LEDの色を変えると、色も形も異なるレタスが育ちます。いかに光の色の影響が強いか、ということがLEDを用いることでわかってきました。さらに食べてみると、味にも違いが出るのです。