- 私たちの役割
-
私たちは、食と健康、食と地域産業、食と環境に関わる生活者や市民団体、企業、地域団体、地域行政などと連携しながら、皆さまがご自身の心身を守り、健やかに育むために有益な「食」に関する知識や情報を中立的な立場から提供するとともに、地域の有用な農林水産物やその加工品の情報を発信することで、生活者の自律的な健康保持を支援し、地域活性に寄与して参ります
- NPO
食品機能性
委員会とは - 日本では2015年に制度化された「機能性表示食品」。生鮮食品や加工食品、サプリメントなど、食品成分が身体におよぼす機能性を、パッケージに表示しています。
こうした情報を、私たちはヘルスケアに役立てることができます。
個々人にとって健康は、人生の質を左右する大切な要素です。
CMや流行にまどわされることなく、確かな根拠や信頼にもとづいて商品を選択する必要があります。そのための情報を、中立的な視点で収集し、自律的な健康管理を支援するために広く提供致します。
皆さまにとっての適正な「商品選択」が、より良い商品、より良い企業、より良い市場をつくり出すのだということを改めて認識し、それぞれの「選択」をサポートできるよう情報活動を推進して参ります。
- 活動の指針
-
- 1「機能性表示食品」について、わかりやすく使いやすい情報をとどける
見やすく、分かりやすく、簡単に成分情報を検索できるデータベースの構築商品に関する利用者からの声を受けとり、一般に提供する - 2商品の企画・研究・開発などに関する現場取材を行い、公開する
生産者、製造者の生の情報を現場で取材し、一般に提供する
生活者に有用な取材情報を、SNSを活用しメディアミックスで提供する - 3魅力的な地域の食品を『日本の「食」の宝100選』として応援する
地域の農林水産物やその加工食品の国内外への告知活動
地域の食品に対する機能性表示食品取得のための支援活動 - 4収益の一部を子ども食堂へ、また発展途上国への給食支援金として寄付する
社会活動による利益を創造し、社会貢献に還元する仕組みを構築する
次代を担う子どもたちの食事を豊かで幸せなものにするための支援を行う
- 1「機能性表示食品」について、わかりやすく使いやすい情報をとどける
メンバー紹介
Members
-
後藤典子
Noriko Goto
ジャーナリスト<プロフィール>
同志社大学文学部卒業。編集プロダクションを経て、ジャーナリストに。フリーランスとして、おもに政治・経済評論をテーマに取材、執筆を行う。
2001年、NPO日本サプリメント協会を設立し、混沌としたサプリメント情報を整えるため、日本では初めてとなる成分情報プラットフォームを構築する。サプリメント指導士養成講座を開講。医療従事者から健康産業従事者まで幅広い分野の受講生を育てる。
小学館、集英社などから、栄養・サプリメントに関する書籍を5冊発刊。
農水産物と生活者をつなぐ取り組み「Foodリボン」の立ち上げや、農業と医療の連携を図る取り組み「農医連携ユニット」の立ち上げ、薬剤師との連携による地域医療推進プロジェクト、世界の伝統医療の取材や情報交流を進めるなど、セルフケアのリテラシー向上を目的としてさまざまな活動を行う。
2020年、漢方と女性をテーマにヘルスデザインプロジェクトをスタート
2021年、NPO食品機能性委員会を発足し、食への理解を助ける活動を始める -
板倉弘重
Hiroshi Itakura
茨城キリスト教大学名誉教授<プロフィール>
東京大学医学部卒業。専門分野は動脈硬化の予防。とくにコレステロール代謝、脂肪酸代謝および抗酸化食品の研究。これまでにスタチンあるいはEPAを用いた大規模疫学試験に関与。脂質異常症の食事療法、薬物療法の臨床的研究を行う。赤ワイン、チョコレート、アスタキサンチンなど抗酸化食品の研究を行う。 最近の研究では、クロレラを対象食品とし、糖尿病予備群を対象とした無作為化二重盲検試験法で遺伝子の網羅的解析を行った。クロレラ摂取がホモシステインを低下させ、耐糖能障害を引き起こすレジスチン遺伝子発現の抑制、LDL受容体遺伝子の活性化、炎症性サイトカイン遺伝子の発現抑制傾向が観察され、糖尿病予備群の動脈硬化進行抑制の可能性を報告。
2006年 「瑞宝双光章」受賞
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定
2010年 日本栄養・食糧学会功労賞を受賞
板倉 弘重の著書一覧を見る -
川嶋 朗
Akira Kawashima
東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授
神奈川歯科大学大学院特任教授
新潟薬科大学薬学部客員教授
広島大学医学部客員教授<プロフィール>
北海道大学医学部卒業。東京女子医科大学大学院修了。 1993年〜1995年、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院留学。 東京女子医科大学腎臓病総合医療センター内科、血液浄化部門講師、准教授を経て、2003年、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長、准教授。 2014年、東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科教授。 腎臓病の専門医だが、近代西洋医学と補完・代替・伝統医療を統合した統合医療を日本ではじめて大学病院内で実践。患者の生活の質を尊重した、受診者が主体となる統合医療を推進・普及し、新時代の医療のあり方を模索。 「よりよく生きる」「悔いのない、満足のいく人生を送る」ための心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考えるQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)の提唱者。来年度から神奈川歯科大学大学院にて統合医療修得コースを開設予定。 「統合医療、自然医療」のカリスマ的存在。
川嶋 朗の著書一覧を見る -
木村 忠明
Tadaaki Kimura
ヘルスビジネスマガジン社 代表取締役会長<プロフィール>
中央大学商学部卒業。1979年健康食品の専門紙に入社、記者として1986年にワシントンで米国食品医薬品局(FDA)の健康強調表示の法制化を取材、この第一報を日本に伝え、健康食品などの有効性の表示制度づくりに大きな影響与えた。 1990年に米国国立がん研究所(NCI)の植物化学成分を使ったがん予防食品の創生の研究を目的とした「デザイナープロジェクト」をワシントンで取材、第1報を日本に伝え、植物化学成分「ファイトケミカル(抗酸化成分)」に関する研究に大きな影響を与えた。 1992年に国立衛生研究所(NIH)の代替医療部(OAM)設立を取材、米国の代替医療の研究について日本に伝えた。 1993年に(株)ヘルスビジネスマガジン社設立、代表取締役・主幹に就任。一貫して健康食品・機能性食品の報道を続けてきている。 -
森下 竜一
Ryuichi Morishita
大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座教授<プロフィール>
1987年 大阪大学医学部 卒業
1991年 大阪大学医学部老年病講座大学院卒業
1994年 米国スタンフォード大学循環器科 客員講師
1998年 大阪大学大学院医学系研究科遺伝子治療学 助教授
2003年 大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 寄附講座教授
2003年 知的財産戦略本部本部員(2007年任期満了:本部長 内閣総理大臣)
2016年 万博基本構想検討会委員
2018年 内閣府 規制改革推進会議委員(安倍内閣)
2019年 2025年大阪・関西万博具体化検討会委員 (経済産業省)
2020年 大阪府・大阪市特別顧問
2021年 2025大阪関西万博大阪府市パビリオン総合プロデューサー
2021年 内閣府 健康・医療戦略推進事務局 健康・医療戦略参与
アメリカ高血圧評議会Harry Goldbratt 賞、日本医師会研究奨励賞、日本循環器学会佐藤賞、産官学連携推進功労者表彰産官学連携文部科学大臣賞、大学発ベンチャー2016表彰文部科学大臣賞、第17回ヘルシーソサエティ賞他多数。The Royal Society of Medicine会員 日本脳血管認知症学会理事長、日本遺伝子細胞治療学会理事長、日本抗加齢医学会副理事長 他 他 ditor-in-Chief: Open Medicine Journal (2015-), Cardiovascular & Hematological Agents in Medicinal Chemistry (2016-)他 Editorial Board: Circulation (1999-), Hypertension (2006-), Gene Therapy (2008-), Arteriosclerosis, Thrombosis & Vascular Biology (2009-) 他 30以上 -
中嶋 茂
Shigeru Nakashima
食の効能普及全国会議 会長<プロフィール>
鹿児島大学大学院農学修士
1973年 厚生省入省 環境衛生局 生活衛生局 大規模(辛子蓮根ボツリヌス事件・O157食中毒等)事件事故処理 各種食品(レトルト・即席めん等)基準、ペットボトル解禁等容器規格設定 CODEX(国際食品規格計画)対策、HACCP作成 健康食品実態調査立案、日本健康栄養食品協会設立 機能性食品制度化の企画立案、輸入食品対策
1995年 農林水産省出向 畜産局 生産局 動物検疫対策、酪農合理化・乳業近代化政策、ダイオキシン問題 クローン問題対策、競馬監督管掌
2001年 食の効能普及全国会議(議長) 食の効能評価学術研究会(専務理事) 食と健康政治連盟(幹事長)設立
中央政策研究所主席研究員
ミクロネシア連邦親善大使
農水省食料産業局検討会委員
食の安全安心推進横浜会議部会長
日本予防医学会副理事長
ジャパンハラルビジネス協会代表理事
等歴任 -
堀江 重郎
Shigeo Horie
順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学・遺伝子疾患先端情報学・デジタルセラピューティックス学 主任教授<プロフィール>
日米で医師免許取得し泌尿器科学、腎臓学、分子生物学、臨床腫瘍学、臨床遺伝学に精通する。東京大学、国立がんセンター、帝京大学を経て、現在に至る。学際的なアプローチを抗加齢医学、男性の健康医学に導入。日本で初めてメンズヘルス外来を開始し、男性更年期の臨床研究を行っている。 -
矢澤 一良
Kazunaga Yazawa
早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門(研究院教授)<プロフィール>
1972年 京都大学‧工学部‧工業化学科 卒業
1973年 (株)ヤクルト本社‧中央研究所入社、微生物生態研究室勤務
1986年 (財)相模中央化学研究所入所(主席研究員)
1989年 東京大学より農学博士号を授与
2000年 湘南予防医科学研究所 設立(主宰)
2002年 東京水産大学大学院(現東京海洋大学大学院)水産学研究科、ヘルスフード科学(中島董一郎記念)寄附講座(客員教授)
2012年 東京海洋大学 特定事業「食の安全と機能(ヘルスフード科学)に関する研究」プロジェクト(特任教授)
2014年 早稲田大学ナノ理工学研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門(研究院教授)
2019年 現所属
受賞:
‧1994年 日本脂質栄養学会より学会賞「ランズ産業技術賞」を授与
‧2006年 マリンバイオテクノロジー学会より学会賞「岡見賞」を授与
熊本保健科学大学(客員教授)、中国瀋陽薬科大学(客員教授)、文教大学(講師)、日本脂質栄養学会(評議員‧理事)、日本機能性食品医用学会(理事)、マリンバイオテクノロジー学会(理事)、日本臨床栄養協会(理事)、健康‧長寿研究談話会〔旧ホスファチジルセリン研究会〕(会長)、アスタキサンチン研究会(世話人)、日本アントシアニン研究会(会長)、「日本を健康にする!」研究会(会長)、NPO法人健康食品フォーラム(理事)、日本黒酢研究会(会長)、クリルオイル研究会(会長)、ヒアルロン酸機能性研究会(会長)、などを兼務。
全著書150冊以上、全論文200報以上、特許出願300件以上。