一流の医師が必ずいう、本当は教えたくない痒みを直す秘密
突然はじまり、なかなか治らない痒み
皆さん、これまでなんでもなかったのに、急にお肌の痒みを感じるようになった、なんてことありませんか?お肌の赤みやカサカサがだんだん広がって、なかなかしつこくて治りにくい…そんなお悩みを抱えてる方が、実は意外に多いんです。原因のわからない首の痒みと乾燥など、20代から70代まで、おおよそ15%~30%の方が悩まされてるとか。
かくいう筆者も今年の春に急に首だけが痒くなって、これがなかなか治らずに四苦八苦していました。でも、そんな時に思い出したのが、これまで出会ってきたたくさんのお医者さんの中でも、いつも真摯に向き合って根本解決をしようとしてくれる一流の医師たちの言葉でした。
一流の医師がいう言葉とは?
ほとんどのお医者さんは忙しいですし、特に命に関わらない専門の先生となるとヒアリングは症状が始まる前日くらいのことだけ確認し、症状をちらっとみてすぐに薬を出します。でも、根本解決しようとしてくれる医師たちは薬は一時しのぎ、根本解決には食生活と生活習慣、ということを伝えようとします。だから普段どんな生活をしているのかを確認するのです。
そしてそんな一流の医師が必ずいう言葉は、「その日中に寝ろ」です。
皆さん聞いたことありますか??とあるお医者さんは、その日中に寝ないがん患者は診ない、と断言しているほど。本気で病や症状を改善したかったら、その日中に寝ることが大事なんですね。
大人のお肌の痒み事情
痒みの原因は年様々。さらに年代によっても原因が異なる場合があります。なので今回ここでお伝えするのは、特に40~50代のお肌の痒みにフォーカスしますね。
アラフィフの痒みに多い原因
- ホルモンバランスの変化による肌荒れや乾燥
- 加齢による皮脂量の低下と乾燥肌が主な原因
この2つがよくある原因です。乾燥に関しては保湿をこれまで以上にすることが必要ですが、ホルモンバランスの乱れには、表面上のケアだけでは太刀打ちできません。そもそもホルモンバランスの乱れとお肌の関係はどうなっているのでしょうか?
ホルモンバランスの乱れと肌の関係
1.エストロゲンの減少
- **エストロゲン(女性ホルモン)**は、肌の保湿やバリア機能を保つ重要な役割を果たしています。
- 更年期に近づくとエストロゲンの分泌が減少し、肌が乾燥しやすくなります。これにより、首やデコルテなど皮膚が薄い部位で乾燥や痒みが現れることがあります。
2.肌のバリア機能の低下
- ホルモンバランスが乱れると、皮脂やセラミドの分泌量が減少し、肌が外部刺激に敏感になります。
- これにより、衣服の摩擦や環境要因(乾燥、紫外線)で肌が赤くなったり、痒みを感じやすくなります。
3.血行不良
- ホルモンバランスの乱れにより血流が悪くなると、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まりやすくなります。これが痒みやカサカサの原因になります。
4.自律神経の乱れ
- 更年期ではホルモンバランスの変化に伴い、自律神経が乱れることがあります。これにより、ストレスや体調不良が肌に影響を及ぼし、痒みを引き起こすことがあります。
このホルモンバランスや自律神経の乱れはどうすれば整えられるのでしょうか??そこで、先ほどの医師の言葉を思い出してください。
「その日中に寝ろ」
これですね。もうその日中に寝るしか治りようがないと、医師たちは言っています。それくらい大事な睡眠。しかも、睡眠時間がどう、というよりも入眠時間が最も大事なようです。
なぜ早い入眠が大事なのか?3つの理由
- 体内時計と睡眠の質
夜遅くまで起きていると、体内時計がずれて、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少することがあります。これは肌の回復や心身のリフレッシュを妨げます。 - ホルモンの分泌リズム
成長ホルモンやメラトニンは、夜22時~2時頃が分泌のピーク。この時間に眠っていることで、肌や体の修復が促されます。 - 自律神経の安定
遅くまで起きていると交感神経が優位になり、副交感神経に切り替わりにくくなります。その結果、翌朝の疲労感が残りやすくなります。
これね、わかっちゃいるけど、って思った方もいらっしゃると思います。でも本当なんですね。早い睡眠による回復力、修復力はすさまじいです。かくいう筆者も医師の言葉に従って、いつもより早く寝る、を2~3日試しただけでみるみるうちに赤みとカサカサが無くなり、ほとんど通常の皮膚状態に戻りました。
ここで油断して寝るのが遅くなるとこちらもあっという間に元に戻ります笑
だから薬を飲んでも保湿をしても一向に良くならないという方、ぜひ入眠時間を早くすることを試してみてください。
食事でも改善、「整う」ためにオススメの成分
生活習慣と同時に食生活も医師に指摘されます。どちらも大事なんですね。ではホルモンバランスや自律神経を整えてくれる効果的な成分をご紹介します。大豆製品(イソフラボン)やビタミンC、ビタミンEなど、ホルモンバランスを整えたり肌の保湿をサポートする食品を積極的に摂取することが〇。また、以下のような機能性成分を含む食品を取り入れることで、痒みや乾燥の軽減が期待できます。
- オメガ3脂肪酸: 炎症を抑える作用があります。
食品例: サーモン、イワシ、亜麻仁油、チアシード。 - セラミド: 肌のバリア機能を強化し、保湿を助けます。
食品例: 米、こんにゃく、豆乳。 - プロバイオティクス: 腸内環境を整えることで免疫機能を改善し、肌の状態をサポートします。
食品例: ヨーグルト、キムチ、味噌。 - ビタミンD: 免疫調整効果があり、乾燥肌や炎症を軽減します。
食品例: サバ、卵黄、きのこ。
いかがですか?今すぐに取り入れられそうですよね。皮膚科に行ってもステロイドしか出されなかったりして諦めかけてるそこのあなた!
入眠時間と食べ物の見直しをしてみてくださいね!
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